スタッフダイアリー
本日は3組で安全パトロールを行いました。
私は協力会メンバーの関戸さんと一緒に愛知県を巡回しました。
全ての現場で安全面や施工面について問題はありませんでした。
2日前の雪でぬかるんでいるので、シートで養生してある現場もありました。
シートで養生してあっても写真のように少しは汚れるので、下履きをはくことによって屋根が汚れないように心がけています。
下の写真は瓦モルタルを使用しています。
昔は土で瓦を固定していましたが、土は水が入ると溶けます。乾くとサラサラの粉になり固定力が無くなるので当社では瓦用モルタル(業界ではナンバンと呼んでいます)を使用します。
瓦用モルタルは袋に入っているので持ち運びに便利なのと、水に強く瓦の固定力が強いのが特徴です。
写真のように上手に袋を開封すれば現場も汚れにくいです。
次の写真は2つの屋根面が重なる所にできる谷部です。
谷に沿って瓦をサンダーにて切断しますが、瓦の切断面は尻部と同じく赤いのでペンキを塗って目だたなくしてあります。
丁寧な仕事をしています。
次の現場では瓦をビズ留めしていました。
ビスだと固定力がかなり強くなります。職人さんが持っているのが電気ドリルです。
この現場では遮熱の下葺き材が使ってあります。
下葺き材の性能は高いのですが、太陽の反射で眩しく、特に夏は照り返しがきつく、暑くで眩しくて施工が大変です。
下の写真の屋根頂上部分(棟)に1mくらいの黒く細長い物が2つ見えますが、これは換気棟です。
夏場は屋根裏に熱気がこもるので熱を外に放出する装置です。
家にも人にも優しい装置で現在では多くの現場で設置しています。
下葺き材の施工です。