スタッフダイアリー

春の赤岳登山

丸新美濃瓦 管理部 自己紹介
2024/05/29(水) 日々について

皆さんこんにちは!総務課の塚本です!
5月19日に八ヶ岳の最高峰、赤岳に登ってきました。

コースは美濃戸口の八ヶ岳山荘からスタートして、南沢ルートで行者小屋まで行き、地蔵尾根から赤岳山頂を目指して下山は文三郎尾根から下山するルートです。
何度か登ったことがあるルートですが、危険個所もあるので安全登山で登ります。

当日は屋根外装相談会が開催されていて、片付けのために14時までに会社に戻らなければいけなかったので、朝の4時40分からスタートしました。
天気は生憎の曇りでしたが、気温が暑くならなかったので快適に登ることが出来ました。


美濃戸口から約2時間、行者小屋に到着。

 
写真の左側の山がこれから登る赤岳です。

6時30分に行者小屋に到着。この辺りで標高は2300mくらいです。
日曜日だったため、テント泊をしている人も何組かみえました。
雪が残っているようだったので、下山してくる方に登山道の様子を聞きましたが、登山道にはほとんど雪は残っていないとのことで一安心でした。
ここから急登の登山道になっていくので、カロリーメイトでカロリー補給をしました。
また、この先は岩場があるためここでヘルメットを着用。
準備が完了したら地蔵尾根へと向かいます。


地蔵尾根の名前の通り?途中にお地蔵さんがいます。

地蔵尾根に差し掛かり一気に急斜面になっていきます。標高も2,500mを超えてきて、バテやすい区間になるのでペース配分を考えて登っていきます。
途中に岩場がありますが、鎖もしっかりとあり見た目よりも登りやすいと思います。
こういう道は登っていて楽しいですが、落石を落とさないように注意して登ります。
地蔵尾根を登りきると赤岩の頭という地点に着き、そこから楽しい稜線歩きになります。


地蔵の頭から横岳方面。今回は反対側の赤岳方面へ向かいます。

 
赤岩の頭から赤岳方面。赤岳の左に富士山が見えるはずですが、この日はうっすらとしか見えません。


赤岳展望荘に到着。休憩している方もみえます。


見るからにキツい登り。



地蔵尾根を登りきると、赤岳ー横岳間の稜線に出ます。
晴れていれば、富士山や北アルプス、中央アルプスの大パノラマを眺めながら稜線歩きが出来るはずでしたが、今日は天気のせいでイマイチな眺望。
富士山は見えませんでしたが、北アルプスと中央アルプスは見えました。
地蔵の頭からしばらく歩くと赤岳展望荘に着き、展望荘を過ぎると山頂直下の急登になります。
見るからにしんどい登りですが、山頂まであと少しなので頑張って登ります。


振り返るとさっき居た赤岳展望荘があんなに小さくなっていました。横岳や硫黄岳、天狗岳、蓼科山など八ヶ岳の山々が一望できます。


赤岳の山頂近くには赤岳頂上山荘があります。


赤岳山頂。


赤岳山頂から見るお隣の阿弥陀岳。


赤岳山頂から見るお隣の権現岳。その奥に網笠山。さらに奥に南アルプスが見えます。

稜線を登り切り、ちょうど8時に赤岳の山頂に到着しました。
標高2899m、八ヶ岳の最高峰の眺めです。
山頂はあまり広くないので譲り合って休憩しましょう。
気温は8℃、止まっていると少し寒い気温でした。
ゆっくりしたいのですが、会社で社長と専務が待っているので程々に山頂を楽しんで下山しました。
下山は文三郎尾根から下山します。いきなりの岩場になるので慎重に下山します。


山頂直下の岩場。少し怖いところですが、事務職員にとっては屋根の上の方が何倍も怖いです。


山頂直下の岩場を下りきり、文三郎尾根から下山します。


文三郎尾根から見る阿弥陀岳。


文三郎尾根の途中の階段。遠くに行者小屋が見えます。

山頂を出るといきなりの岩場になります。
登ってくる方も居るので、登り優先で譲り合って下ります。落石を落とさないように注意。
文三郎尾根まで着くと一安心、ここからは長い階段の下山道になります。
危険個所を過ぎて気を抜くと転びやすいので、最後まで気を抜かずに下山しましょう。

行者小屋まで戻ってきました。
お腹も空いてきたので、赤岳鉱泉まで寄り道してラーメンでも食べたかったのですが、会社で待つ社長と専務のために帰路を急ぎます。
エナジーゼリーで補給して、南沢ルートで下山します。

南沢ルートの途中にホテイランの自生地があるので、少し写真を撮ってから帰りました。
絶滅危惧種にも指定されている貴重な花だそうです。
10時48分に下山完了。ゆっくり帰っても14時の相談会の片付けには間に合いそうです。
社長に無事に下山したことを伝え、諏訪SAでお昼ご飯を食べてから帰りました。

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