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選ばれる理由

丸新美濃瓦は昭和46年(1971)の創業以来、一貫して瓦の製造および施工を手掛けてきました。愛知・岐阜・三重の東海三県を中心に、全国の寺社・城郭の屋根工事を行っているほか、公共建築も数多く施工しています。寺社を専門にしている工務店様、設計事務所様からのご指名も多く、「屋根のプロとして安心して任せられる」との評価をいただいています。会社ではそうした実績に驕ることなく、一層の品質向上と施工方法の改良に取り組んでいます。

寺社屋根工事は、大切な文化遺産を後世に残すための事業です。そこで、単に言われたことだけをするのではなく、長い目で見たアドバイスができることが屋根の専門家を自認する我々の使命だと考えています。どこにお金をかけるべきか、何年計画で進めるか、建物の役割や格に見合った工事はどのようなものが適切かなど、お施主様の立場に立って考えられることが、丸新美濃瓦の強みです。



長期間経っている屋根を葺き替えるのですから、瓦を外してみないとわからないことがたくさんあります。現代とは全く違う技法が使われていることもざらで、昔の職人が何を思ってそうしているのかを推測することも、気候風土に適した屋根に仕上げる上で重要な要素です。

また屋根部分の補修を完璧に終えなければ瓦葺きの作業にはかかれないため、宮大工との連携が非常に大切です。宮大工の仕事を把握していなければ良い屋根は葺けません。屋根の補修の段階から、瓦葺き職人の頭の中ではすでに納まり図が描かれているものです。

 

地域の文化財であるお寺や神社は一般住宅に比べて寿命が長く、何度も補修を重ねているうちに少しずつ意匠が変わっていることがあります。時代性が読み取れて大変興味深いのですが、デザイン的に合わないものや余計な要素が付加されてしまっていることがあります。そういう場合、丸新美濃瓦では、もともとの建築に対してより見栄えのする屋根デザインをご提案しています。屋根は建物のバランスを決める大切な要素。だからこそ、最も美しく見えるデザインを採り入れていただきたいというのが、私たちの願いです。

 

丸新美濃瓦は技術色の濃い会社です。営業マンの肩書を持っていても、全員が瓦製造や屋根工事などの現場を経験しています。ですから売れれば良いという考え方にはどうしてもなれません。私たちは最高の瓦と言われる美濃瓦に強い誇りと愛着をもっており、一人でも多くの方にその魅力を知っていただきたいと願っています。美濃の瓦への誇りは、そのまま生まれ育った郷土への誇りでもあります。

目先だけの価格競争よりも、新しい技術を開発することによって経費削減の努力をしているのも、絶対に品質を落としたくないという思いから。これからも知恵と工夫、そしてお施主様の立場に立って考えることを基盤に、良い瓦、高い技術をご提供していきたいと考えております。

 

「ご縁を大切に」が私たちのモットーです。仕事を依頼して下さったお客様とは末永くお付き合いさせていただき、100年後にもまた丸新美濃瓦をご指名していただければ(私たちはもう居ませんが(笑))、本当に嬉しいです。

大きな屋根工事ですが、それが瓦の1枚1枚が積み重なったもの。どんな小さなことでも不具合や不安な点を感じられたらご連絡ください。すぐに対処いたします。丸新美濃瓦はそれができるちょうど良い大きさの会社だと思っています。

 

 

 

2011年の東日本大震災によって長年屋根を支えていた構造材が2本折れてしまうという事態になりました。このままではいずれ屋根が崩壊すると考えられるので、この際全部屋根瓦を降ろして、屋根裏の構造材の耐震補強をかけて、新たに瓦で葺き替えることになりました。

瓦屋さんをどこにするかについては、工事を請け負う石田組さんは丸新美濃瓦さんに依頼した事が無かったので、大丈夫か心配されました。私も個人的に確認したかったので、十数年前に丸新美濃瓦さんが施工した鎌倉の大慶寺さんに行き拝見したところ、十数年経っているにもかかわらず葺いた直後の風合いが保たれているのを目の当たりにして、素晴らしい瓦だと惚れ込んでしまいました。これは丸新さんにお願いしていいなと思いました。

個人的な感想ですが、色が非常に明るいことが気に入っていることの一つです。客殿二階に使われている三州の瓦は葺いて25年経っており、最初は明るかったような気もするのですが、今は黒ずんでいます。大慶寺さんを見た時ライトグレーと言うんですかね、シルバーグレーとか銀ねずとか色々な表現がありますが、とにかく明るいという事が気に入りました。色が最高です。

現場では丁寧なつくり方に驚きを覚えました。瓦の種類、部品点数が多いことにも圧倒されました。私たちの常識では、瓦と瓦の接点の隙間は漆喰で塞いで雨漏りを防ぐと思っていましたが、瓦の葺き手の方が、「ご住職さん、今ではどんな場所も瓦をステンレス釘、ビス、ホルマル線、ステンレス線などで固定しています。特に棟は崩れないように自分たちは仕事をしています。崩れるということは雨漏りの原因になりますから絶対に崩れないという思いで施工しています」と言われまして、それを聞きまして、ますます気に入りました。

私は瓦が大好きで、日本建築が大好きです。中学の頃から興味があり、修学旅行の時も奈良・京都で仏様と建物の写真ばかり撮ってきました。その当時から瓦に思い入れがあり、日本の社寺建築の重厚感を出しているのは瓦だと思っています。

瓦の文化について、丸新さんも一生懸命研究されています。平成7年の阪神淡路大震災以降、重たい屋根に対するイメージが悪く、特に一般の家では瓦を忌み嫌う風潮がありますが、丸新さんではよく研究されて施工基準も改善し、瓦は全て固定、本堂、塀、山門と美しい仕上げをしていただきました。

うちにお参りに来ていただく方々やお寺の関係者の皆様に、本堂、山門、塀を見て頂いて「瓦って美しいぞ。瓦っていいな」と再認識していただき、瓦の屋根が関東に増えればいいと思います。1400年前に建てられた法隆寺の五重塔は瓦屋根です。日本の一番古い建築の屋根に瓦が使われていることは、歴史が証明しています。これからも皆様の技術で瓦の文化の存続を、ぜひ支えていただきたいと思います。

 

 

ホコリだらけになって行う屋根葺き替え工事は、確かに辛い仕事です。しかし仕上がったお寺の屋根が空を切りとって威風堂々とそびえているのを見る時、すべての苦労は吹き飛びます。

私たちが会うことのない、未来の人たちに感動を与えられるかもしれないというのも大いなるロマンです。寺院・神社・城郭など、日本人の心の原点ともいうべき建物に関わることができる喜びと責任を胸に刻んで、これからも励みたいと思います。

 

 

 寺社1(建築物の格に合った瓦を)はここをクリックしてください

 寺社施工事例はここをクリックしてください

 

 

丸新美濃瓦は昭和46年(1971)の創業以来、一貫して瓦の製造および施工を手掛けてきました。愛知・岐阜・三重の東海三県を中心に、全国の寺社・城郭の屋根工事を行っているほか、公共建築も数多く施工しています。寺社を専門にしている工務店様、設計事務所様からのご指名も多く、「屋根のプロとして安心して任せられる」との評価をいただいています。会社ではそうした実績に驕ることなく、一層の品質向上と施工方法の改良に取り組んでいます。

寺社屋根工事は、大切な文化遺産を後世に残すための事業です。そこで、単に言われたことだけをするのではなく、長い目で見たアドバイスができることが屋根の専門家を自認する我々の使命だと考えています。どこにお金をかけるべきか、何年計画で進めるか、建物の役割や格に見合った工事はどのようなものが適切かなど、お施主様の立場に立って考えられることが、丸新美濃瓦の強みです。



長期間経っている屋根を葺き替えるのですから、瓦を外してみないとわからないことがたくさんあります。現代とは全く違う技法が使われていることもざらで、昔の職人が何を思ってそうしているのかを推測することも、気候風土に適した屋根に仕上げる上で重要な要素です。

また屋根部分の補修を完璧に終えなければ瓦葺きの作業にはかかれないため、宮大工との連携が非常に大切です。宮大工の仕事を把握していなければ良い屋根は葺けません。屋根の補修の段階から、瓦葺き職人の頭の中ではすでに納まり図が描かれているものです。

 

地域の文化財であるお寺や神社は一般住宅に比べて寿命が長く、何度も補修を重ねているうちに少しずつ意匠が変わっていることがあります。時代性が読み取れて大変興味深いのですが、デザイン的に合わないものや余計な要素が付加されてしまっていることがあります。そういう場合、丸新美濃瓦では、もともとの建築に対してより見栄えのする屋根デザインをご提案しています。屋根は建物のバランスを決める大切な要素。だからこそ、最も美しく見えるデザインを採り入れていただきたいというのが、私たちの願いです。

 

丸新美濃瓦は技術色の濃い会社です。営業マンの肩書を持っていても、全員が瓦製造や屋根工事などの現場を経験しています。ですから売れれば良いという考え方にはどうしてもなれません。私たちは最高の瓦と言われる美濃瓦に強い誇りと愛着をもっており、一人でも多くの方にその魅力を知っていただきたいと願っています。美濃の瓦への誇りは、そのまま生まれ育った郷土への誇りでもあります。

目先だけの価格競争よりも、新しい技術を開発することによって経費削減の努力をしているのも、絶対に品質を落としたくないという思いから。これからも知恵と工夫、そしてお施主様の立場に立って考えることを基盤に、良い瓦、高い技術をご提供していきたいと考えております。

 

「ご縁を大切に」が私たちのモットーです。仕事を依頼して下さったお客様とは末永くお付き合いさせていただき、100年後にもまた丸新美濃瓦をご指名していただければ(私たちはもう居ませんが(笑))、本当に嬉しいです。

大きな屋根工事ですが、それが瓦の1枚1枚が積み重なったもの。どんな小さなことでも不具合や不安な点を感じられたらご連絡ください。すぐに対処いたします。丸新美濃瓦はそれができるちょうど良い大きさの会社だと思っています。

 

 

 

2011年の東日本大震災によって長年屋根を支えていた構造材が2本折れてしまうという事態になりました。このままではいずれ屋根が崩壊すると考えられるので、この際全部屋根瓦を降ろして、屋根裏の構造材の耐震補強をかけて、新たに瓦で葺き替えることになりました。

瓦屋さんをどこにするかについては、工事を請け負う石田組さんは丸新美濃瓦さんに依頼した事が無かったので、大丈夫か心配されました。私も個人的に確認したかったので、十数年前に丸新美濃瓦さんが施工した鎌倉の大慶寺さんに行き拝見したところ、十数年経っているにもかかわらず葺いた直後の風合いが保たれているのを目の当たりにして、素晴らしい瓦だと惚れ込んでしまいました。これは丸新さんにお願いしていいなと思いました。

個人的な感想ですが、色が非常に明るいことが気に入っていることの一つです。客殿二階に使われている三州の瓦は葺いて25年経っており、最初は明るかったような気もするのですが、今は黒ずんでいます。大慶寺さんを見た時ライトグレーと言うんですかね、シルバーグレーとか銀ねずとか色々な表現がありますが、とにかく明るいという事が気に入りました。色が最高です。

現場では丁寧なつくり方に驚きを覚えました。瓦の種類、部品点数が多いことにも圧倒されました。私たちの常識では、瓦と瓦の接点の隙間は漆喰で塞いで雨漏りを防ぐと思っていましたが、瓦の葺き手の方が、「ご住職さん、今ではどんな場所も瓦をステンレス釘、ビス、ホルマル線、ステンレス線などで固定しています。特に棟は崩れないように自分たちは仕事をしています。崩れるということは雨漏りの原因になりますから絶対に崩れないという思いで施工しています」と言われまして、それを聞きまして、ますます気に入りました。

私は瓦が大好きで、日本建築が大好きです。中学の頃から興味があり、修学旅行の時も奈良・京都で仏様と建物の写真ばかり撮ってきました。その当時から瓦に思い入れがあり、日本の社寺建築の重厚感を出しているのは瓦だと思っています。

瓦の文化について、丸新さんも一生懸命研究されています。平成7年の阪神淡路大震災以降、重たい屋根に対するイメージが悪く、特に一般の家では瓦を忌み嫌う風潮がありますが、丸新さんではよく研究されて施工基準も改善し、瓦は全て固定、本堂、塀、山門と美しい仕上げをしていただきました。

うちにお参りに来ていただく方々やお寺の関係者の皆様に、本堂、山門、塀を見て頂いて「瓦って美しいぞ。瓦っていいな」と再認識していただき、瓦の屋根が関東に増えればいいと思います。1400年前に建てられた法隆寺の五重塔は瓦屋根です。日本の一番古い建築の屋根に瓦が使われていることは、歴史が証明しています。これからも皆様の技術で瓦の文化の存続を、ぜひ支えていただきたいと思います。

 

 

ホコリだらけになって行う屋根葺き替え工事は、確かに辛い仕事です。しかし仕上がったお寺の屋根が空を切りとって威風堂々とそびえているのを見る時、すべての苦労は吹き飛びます。

私たちが会うことのない、未来の人たちに感動を与えられるかもしれないというのも大いなるロマンです。寺院・神社・城郭など、日本人の心の原点ともいうべき建物に関わることができる喜びと責任を胸に刻んで、これからも励みたいと思います。

 

 

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